【失敗談】画像生成AIが暴走?
「1枚だけ」と頼んだのにクオータ(上限)を即死させた話
2026年02月09日
この記事の3行まとめ
・「1枚描いて」と頼んだはずが、AIは裏で4枚のバリエーションを生成していた!?
・その結果、APIの利用枠(クオータ)が一瞬で枯渇し、開発がストップする大惨事に。
・対策はプロンプトでの明示的な指定。「--count 1」の一言が、お財布と平和を守る。
大変だよ!虎eの記事を作ってたら、AIがいきなり「429 Too Many Requests」って叫んで止まっちゃったの!
マンガを1枚描いてもらおうとしただけなのに……。なにか悪いことしたのさ?ボクのおやつ代、なくなっちゃう?
落ち着け。これは「クオータ超過」、つまりAPIの利用上限に達したというエラーだ。しかし解せないな。最新の記事で生成したのは数回のはずだ。
ユーザーさんも怒ってたよ!「なんか何枚も書いてるのが見えたぞ!」って!
……なるほど。ログを確認した。どうやら我々のAIアシスタントは、1回の命令に対して「気の利いたバリエーション」を作ろうとして、裏で複数枚の画像を生成していたようだな。
1. 事件発生:「何枚も書いている」の目撃証言
2026年2月9日、虎eの特集記事を作成中に事件は起きました。
ユーザーから「マンガを1枚作って」と指示を受け、AIが生成を開始。しかし、ユーザーの画面には「Generate Image...」のようなログが何度も表示されていたようです。
そして突然の停止。「429 Too Many Requests」。これはGoogle Cloud等のAPIサービスが「お前、使いすぎ!」と門前払いをしたことを意味します。
2. 原因:AIの「親切設計」という罠
調査の結果、スクリプトに無限ループなどのバグはありませんでした。原因はもっと根本的な、AIモデルの仕様(デフォルト設定)にありました。
多くの画像生成AIは、ユーザーが「猫の画像」と頼むと、「どんな猫が好きか分からないから、とりあえず4種類くらい作っておくね!」という動きをすることがあります。
これはUIツールなら便利ですが、API経由で機械的に叩く場合、「1回の命令=4回分のコスト消費」になってしまいます。これを数回繰り返せば、あっという間に無料枠や上限枠を使い切ってしまうのです。
3. 解決策:明示的な制御 (--count 1)
AIは言われたことしかしませんが、言わなかったことは「標準設定」で処理します。この標準設定が罠でした。
我々は急遽、画像生成のプロンプトに以下のルールを追加しました。
PROMPT: "Create a vertical manga..." --count 1
この「--count 1」というオプション(あるいは指示)を明示することで、AIに「余計なことはするな、1枚だけでいい」と強制することができます。
やれやれ、気が利くのも考えものだな。しかしこれで「一撃必殺」の生成スタイルが確立されたわけだ。コストも削減できる。
失敗しても、それをネタにして記事にしちゃう。これこそ「大人のAIアソビ」なのさ!転んでもただでは起きないのだ!